自分だけのスタディプランを持つ

私は、オタクのように勉強するのが好きで、その知を人にシェアすることに喜びを感じる性格であることから、コンサルティングの仕事に長く携わってきました。現在は、新規事業企画の仕事をしていますが、コンサル的な生き方をしていることには変わりがありません。

コンサルにも様々なタイプがありますが、私はアイデア発想が得意で好きな人間です。論点を見極め、スパイスの効いたアイデアをひねり出すことに、生きがいを感じています。

イデア発想は、鍛錬して身につけたスキルではなく、子供の頃から好きで得意だったものを、周囲も自分も尊重し、育んできたという実感があります。注意欠陥障害に似た、直観的な発想は強いけど、一般的な物事(とくに事務的なタスク)の判断は疎いところもあり、社会人としては苦労しつつも、得意を伸ばす機会を得てきました。

ゆえに、明治維新の富国強兵時代に定められた画一的な教育思想が、現代の子どもたちの発達にも影を落とす事態に対して、センシティブにとらえています。

上の娘は現在小学二年生。コロナのために、学校が休校となり、学校が用意してくれたプリントと向き合う日々ですが、なかなかスイッチが入りません。私「スイッチ、入らないねえ」とコメントすれば、娘「え?Nintendo Switch?」と返されてしまう始末。

そんな時、「みんなも休みの間、勉強頑張ってるよ。休みが終わったときに、○○だけ宿題が終わっていないことになるよ」と、つい周囲と足並みを揃えるように促してしまう私がいます。本当は、画一的な教育に対するオルタナティブな選択肢がほしいはずなのに。

自分自身が日本で育ち、画一的な教育のドグマの中にあって、娘に新たな選択肢を用意することは、そう容易にはいかないようです。

そこで、このDiaryでは、オルタナティブな教育思想をベンチマークしていきたいと思います。成功よりも幸福を優先する、北欧にそのモデルを探索します。

こちらのサイトでは、フィンランドが世界一を目指すことなく、個に合わせる教育を志向して、結果として世界一になった経緯が紹介されています。自分だけのスタディプランを持つ、このあり方をもう少し探索できたらと思います。

sonotasan.com